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バウカウのようす
ー(1) 2012年7月16日


バウカウのold town中心部にある、ポルトガル植民地時代の遺構。かつて市場(メルカード)でした。噴水からは、今も泉が湧き出ています。

バウカウの位置はグーグル・マップで < BAUCAU Timor Leste > で検索できます。⇒グーグル・マップへ


 

 


バウカウのようすー(2) 2012年7月16日

 乾季で1か月以上雨が降っていませんでしたが、朝から降り始めた雨は夕方になってもやみませんでした。昨日と今日、ディリでは選挙結果をめぐって投石等を伴った小さな騒乱が起きているようです。

バウカウのようすー(3) 2012年7月18日

 三日ぶりに雨は止み、気温も上がり夕方になり薄日が差してきました。平静だったバウカウもフレテリンの一団が通り過ぎました。


バウカウのようすー(4) 2012年7月20日

 東ティモールは南緯9度くらいに位置しており熱帯モンスーン気候に分類されますが、バウカウは夜は20度くらい、昼間は25度くらいの気温です。人びとは朝は長袖のトレーナーを着たり、昼間でもベストを着たりしています。ちょうど夏休みに山のキャンプ場へ出かけた時の肌寒さと涼しさと同じ感じです。心地よい風が吹きます。そのためでしょうか、ポルトガル植民地時代、日本軍が侵攻した時代、そしてインドネシア併合時代のそれぞれを通じて、バウカウは東ティモール統治の重要拠点となりました。1999年までは、この町からオーストラリアのダーウィンまで航空路がありました。



バウカウのようすー(5) 2012年7月22日

 今日は日曜日。このカトリック教会の日曜日のミサは、朝7時です。これは、バウカウ教会(司教座聖堂/カテドラル)の写真です。1999年、ローマ教皇庁はバウカウに司教座を置き、教区長(司教)を任命し、東ティモールの東部を担当するバウカウ司教区を設立しました。【左上】日曜日のミサが終わり、聖堂の外に出てくる人びと。【右上】ミサ後半部のお知らせの時間。【左下】バウカウ教会内部。【右下】教会の裏口。平日、朝6時15分のミサ後。過日撮影。
  



バウカウのようすー(6) 2012年7月25日
 この写真は2003年に設立されたバウカウにある教員養成専門学校の校舎です。3年制で、小学校と中学校の教員を養成します。各学年50名の小規模な学校です。現在は政府認可で政府が認める単位を出しており、卒業すると教員として登録できます。ただ、東ティモールでは教員の月給は250ドル位です。現在隣接地に新校舎が建築されていますが、古い校舎も引き続き使用されるそうです。イエズス会が東ティモールに設立する教育大学は、この学校をモデルにしています。【左上】管理棟【右上】図書館【左下】週に一回の教職員の祈りの集い【右下】新校舎の完成図 すでに建築は始まっています。





バウカウのようす・最終回ー(7) 2012年7月30日
 バウカウに残るポルトガル統治時代からの建物です。右上の写真を除いてまだ使われてます。【左下】薬局とゼロックス・ショップが営業しています。【右下】サレジオ修道会経営の聖アントニオ高校の校舎の一部です。この他にも、バウカウの写真をブログに掲載しています。バウカウの位置はグーグル・マップの < BAUCAU Timor Leste >で検索できます。⇒グーグル・マップへ