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2013320

 

聖イグナチオ学院基金 ご協力のお願い

 

                          現地世話人 東ティモール 聖イグナチオ学院   
浦 善孝(カトリック・イエズス会)

 

2002年にインドネシアより独立した東ティモールは、今なおアジアの最貧国の一つです。2012年末に、これまで当国の運営を支えていた国連が撤退しました。今後は自分たちで国づくりが進められてゆくことになりますが、とりわけ教育は重要な役割を果たすと思われます。聖イグナチオ学院は貧しいこの国の子どもたちによい中等教育を受ける機会を提供すること、開校準備中の聖ヨハネ・ブリトー学院(教育大学)はよく準備された高等学校の教員を養成することを目的にしています。「聖イグナチオ学院基金」は、これらの学校とそこで学ぶ生徒を支援するために設立いたしました。これらの学校では学費を高くすることができず、学校建築と運営の大部分をご寄付や設立母体のカトリック・イエズス会からの援助でまかなっているのが現状です。

 昨年の5月に、上記の二つの学校で働くために東ティモールに赴任して、一年が過ぎようとしています。実際に現地で働き始めると、多岐にわたる支援が必要なことが分かって参りました。また、援助を受ける側の要望も解って参りました。この国の貧しく生活している子どもたちによりよい教育を提供できるように、聖イグナチオ基金も現地の要請に合致するように修正しながら運営を続けて行きたいと考えております。基金の趣旨をご理解いただき、ご協力いただけますようにお願い申し上げます。


1.校舎建築と学校家具(机や椅子・理科/音楽教室等特別教室の設備)購入のため

  校舎建築予算は、中学高等学校と教育大学を合わせ900万ドルです。土地は確保されています。現在第一期工事分までの資金(200万ドル弱)はあります。工事は第三期まで続く予定です。土地購入や校舎建築には、学校の設立母体である日本管区を含めたイエズス会をはじめ、世界各地からご協力を受けています。多少にかかわらず、ご協力いただければ幸いです。(参考:教室一つの建築費が700万円程度 図書館の建設費が3000万円程度)

 

2.学校運営と、教材や図書館図書購入等のため

   学校年間運営費全体に占める学費収入は10%強です。教職員の給与は政府からの補助やイエズス

会からの援助で賄うことができるので、教職員給与以外の学校運営費や教材費を必要としています。

 

3.聖イグナチオ学院奨学金プログラム 

   経済的に子どもたちの就学を支援するプログラムです。一口 30,000円としてご協力をいただいており、学費をはじめ、制服や教科書等も支援します。2012年度は多くの方がたより、ご協力をいただきました。生徒個人を支援するものですが、現在支給方法と支給開始の時期を見極めています。

 

問合わせ・ご寄付宛先

*ご寄付をいただける場合は、ご連絡をいただけますようにお願いいたします。

■振込先            みずほ銀行 四谷支店

(宗教法人カトリックイエズス会) 東ティモール聖イグナチオ学院基金

                         ↑ (  )内は省略できます

店番号 036 口座番号 普通預金 2232164

 

■連絡先               Yoshitaka Ura (現地世話人・聖イグナチオ学院基金責任者)

                             Residencia Santo Inacio de Loyola

                             Taibesi, Cinarate, Dili, Timor Leste  P.O.Box 209 

                             tel. +67077005866(時差はありません)   e-mail: urasj@jesuits.or.jp

 

*詳しくは聖イグナチオ学院基金HPをご覧ください。 http://www.jesuits.or.jp/~j_urasj/index